秋から冬へと季節が移っていきます。
葉っぱが落ち、木の根元には落ち葉でいっぱいになります。
でも、ただ落ちているわけではありません。
木たちは葉にあった栄養分を枝や幹に出来る限り移しているのです。そして葉っぱへの栄養はストップさせるんです。これは動物の冬眠と同じように冬を過ごすために大切な営みです。
もちろん寒くても葉が落ちない木もありますね。
1年毎に新しく葉を作るという事と、葉を付けたままで寒い冬を耐えるという事とどちらがいいか、植物は決めているのです。太陽の光を沢山得られるかどうかという事も決め手になります。また、落ちた葉は完全に栄養分が無くなるわけではなく残っていて、土壌に栄養を与えます。また、土を乾燥からも守り、土の中にいる微生物やキノコやミミズたちもにとっても暮らしやすい快適な場所になります。
紅葉を楽しんだ後の公園もそういう事を思いながら散歩すると、冬の公園もまたいいものです。
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西宮市六湛寺町7-25