日没間近の数分間、太陽の名残日が赤く、空の群青とのグラデーションが不思議に交じり合う時間「マジックアワー」
時間や天気、季節や色の波長など、偶然が織り成す神秘的な風景に心奪われ、カメラを向けました。
西宮に潜む、静寂さはこの時間帯から触手を伸ばし。その日の活動を緩やかに、また帰路につく人々の道標となる街灯が灯り始めるころ。その瞬間にしかその色彩を見せない貴重な空に浮かぶ水彩画、ほんの僅かな時間の中で刻々と色味を変えていき、深淵の空までの距離は短い。
この西宮で見れる夕暮れの景色は、日々変わる街並みを一旦終息させてくれているようにも感じました。
それは特別な時間
人が歩み営んできた時間に制限をかけられたよう
空気の重さを肩で感じれるかのように
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