まるで金平糖のような可愛らしいミモザ、銀葉アカシアともいいます。
1つの花のように見え、黄色いボンボンのようにも見えますが、沢山の花の集まりです。
葉は銀灰色ですが、形はおじぎ草の葉によく似ていますね。
アレンジメントやリースを、花屋さんやお店で見かけた事があると思います。
フランスでは3月にミモザの花祭りが行われます。また、お料理で「ミモザサラダ」というメニューがありますが、卵の黄身を細かくふりかけた様子がミモザをふりかけたように見える事から付けられています。
なかなか植えられているミモザは見る機会が少ないですが、北山緑化植物園で見る事が出来ます。
北山緑化植物園では今、ミツマタも黄色い花を咲かせています。
3月から4月が開花時期で、うつむくように下を向いて咲いています。低木(1〜2メートル)ですので花を近くで楽しめます。同じ所から3本の枝が伸びるのが特徴です。そこから「ミツマタ」と名前がつきました。
このミツマタは日常よく使われているものの原料となっていますが、ご存知ですか??枝の部分が強い繊維質なことから、なんと紙幣に使われています❢虫の害にも強く、長期保存も出来るほど丈夫です。また光沢感があり高級和紙にも使われます。
・・ただ、紙幣を作るには国内調達は難しいようで、ネパールからの輸入になります。7年前のネパール大地震で被災した人々への復興支援にもなることは、とてもいい事ですね。
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西宮市北山町1-1
以前紹介した園内の植物生産研究センターの記事はこちら