西宮市では「花と緑の街づくり」を進めています。
北山植物園の園内にある西宮市植物生産研究センターで、西宮の気候に適した植物たちが開発されました。
それらを鳴尾浜公園にある花工房で増やし、市内の公園・道路・花壇に植えられます。また、北山植物園のガーデンセンターでも販売されています。
どのような花が開発されたのでしょうか。
*優しく垂れてイヤリングのような花「エンジェルス・イヤリング」
西宮市とサントリーフラワーズが共同開発したフクシアの品種で暑さに強く出来てます。JR西宮ロータリーや西宮市役所の近くで見る事が出来ます。
*端がクルッと曲がり可愛い花「ゆめむらさき」
阪神淡路大震災復興を願い市民の皆さんが名付けられました。阪急夙川駅前ロータリーや武庫川河川敷緑地で春から秋まで薄紫色の花が見られます。
*「サマーアメジスト」
葉が風に揺れると周りに爽やかな香りが広がり、花から出す蜜により蝶などを呼びます。初夏から秋の終わりまで咲き続けます。甲子園筋枝川町花壇で見えます。この花は北山植物園で優しく香り、入園者を迎えてくれてます。
*「プレランサ」
晩秋に藤色の穂状の花をつけます。地面を這うように育ちます。市民の皆さんの公募により名付けられました。六軒地公園等で見られます。
*「西宮権現平桜」・バラ科さくら属
潮風に強く、花は一重で花は大輪。白色です。市役所の前の六湛寺公園で春、見られます。
*「夙川舞桜」・バラ科さくら属
夙川周辺で春、見られます。市民の皆さんが名付けられました。花の色は初め淡紅色で、その後白色に変化します。
市内の小学校等では、この西宮のオリジナル植物を使い、挿し芽教室を卵パック等を利用し観察しながら育てています。そしてその花たちは、学校内やそれぞれの地域で、道行く人たちを楽しませてくれています。
西宮で生まれた花たちです。覚えてくださいね!|西宮市ホームページ
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西宮市北山町1