パティシエ小説「菓子フェスの庭」の中で甘くて優雅な西宮さんぽに出かけませんか?
上田さんの前作品「ラ パティスリー」では神戸の美味しい洋菓子めぐりをしたくなりましたが、その5年後の物語です。「菓子フェスの庭」では馴染みの阪急西宮ガーデンズが登場。
ある百貨店の芦屋支店の企画部の男性は阪急西宮ガーデンズで予定されているお菓子のフェスティバルを任されます。しかしこの男性、実は他の食べ物なら自信がありますが甘い甘い洋菓子が大の苦手😖そして、この企画部の男性にフェスティバルに参加してほしいと頼まれて新作作りに励む神戸のパティシエの女性との物語です。物語の中には阪急西宮ガーデンズの中にあるスカイガーデンや西宮北口からガーデンズまでの通路等も登場します。いろいろなお菓子が凄く食べたくなるような繊細すぎる描写がされています。マカロンの原型と言われてるクッキーについて書かれていたりと、ちょっと勉強になったりも。ケーキ作りにリキュールを使ったりしますがライチやライムのリキュールもあるとか・・
洋菓子作りとは ただ甘いだけではない、奥深いものなんだと感じました😌これを読んだ後は甘いお菓子が苦手な人も洋菓子が食べたくなるかもしれませんね🍰